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今度は税金を納める側に行くよって話

ブログを投稿するのは随分と久しぶりになります。

前回ライターやめます記事を書いてからB型作業所に通おうとしたら薬の服反応が出て閉鎖病棟に入院する羽目になりました。その後、なんやかんやあって元気になり、2週間に1回通院していたのが3週間に1回に延び、定職に就き、今はリラクゼーションサロンでセラピストとして働いています。だいたい週4ペースで仕事をしていますが、収入が増えたことにより生活保護を利用停止したので、来月のシフトは少し増やす予定です。なんやかんやの部分が大事だとは思うのですが、運と意志と周囲の助けと習慣のおかげとしか言いようがありません。


双極性障害と生活保護であることが悩みでした。でも両方どうにかなった(寛解はしてないけど、4月から9月まで仕事を続けられていることを考えるとほぼ乗りこなせていると言っていいと思っている)現在では、毎日自炊ができないこととか仕事で手根が痛くなるとか、職場の雇い主のことなどでストレスを感じています。漠然と「これからどうやって生きていくか」という未来と「なぜ私は病んだのか」という途方もない過去の辻褄合わせに苦しんでいた時代から考えるとものすごく具体的な困りごとになりました。前者よりも圧倒的に解決しやすく、対策もしやすいです。


私はまだ障害者手帳を持っていますし、障害年金も受給しています。しかし、私の中の障害者たる部分が少なくなってきて、心の中の健康スペースが伸びやかに広がっているのを感じています。社会への怒りや憤り、置いていかれたという身を切るような焦燥感でいっぱいの地獄の日々に味わっていた感情を正確に思い出すことができません。あまりにも精神構造が「普通の人」になりすぎてそりゃ毎日生きてるだけでみんな大変なんだよって精神障害者に言いたくもなるよな、とか思っちゃうくらいです。絶対に言わないけどね。


すぐ音信不通になるし、しょうがないけど体調不良でドタキャンはしてしまうし、劣等感は人並み外れて強いし、考え込むと止まらないし、ぶっちゃけ精神の病気持ちってめんどくせえって思います。健常者が理解できない、近づきたくないのもわかるというか、健康な時に人は残酷になるという精神科医が書いていた言葉はなるほど真理だなという気分です。まあ音信不通以外、調子悪い時の過去の私なのですが。


きっといいことなのでしょうが、精神障害者としてのアイデンティティがあまりないです。税金控除されるぜありがたい!くらいで、それも私が充分稼げるようになったら手帳を返上しようと思っています。そんなわけで月7万円の障害年金がなくなっても支障が出ないくらい稼ぐのが私の今の目標です。資本主義の犬と呼ばれても全然いいので、とにかくお金が欲しいというのが本心ですね。経済的な余裕が全てのゆとりのつながるのは身をもって体験した私にとっての事実なので、誰になんと言われようが今度は私が税金をたくさん納める側に行きます。


新しい仕事をしていて、体の勉強がとても楽しいです。お客さんとの会話ももっと上手くなりたいし、なんならリラックスさせるだけじゃなくて根本改善からできるような施術者になりたいです。いろんなことを吸収して、でっかく成長したいと思います。







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